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はじめに
ず~っと氣になっていた東条百合子さんの「家庭でできる自然療法」!
やっと読めましたーーーー
1978年に誕生して以来60万部発行されたという「超ロングセラー 」です。
こちらは平成14年に発行された改訂版で、第750版と書かれていました!
一、自然が教える栄養学
二、治療のための自然食と自然療法
(1)病人のための自然食と自然療法
(2)家庭でできる手当法
(3)健康づくりと体操
三、家庭でできる自然療法
四、自然良能力のすばらしさと体験談
といった内容で構成されています。
自然の力を借りるいろんなお手当
手当てといえば、転んですりむいたとこを洗って、傷口消毒して、バンソーコ貼って…
っていう、お手当のイメージしかありませんでした。
この本で紹介されているのは、自然の力を借りたお手当です。
先人の智慧=おばあちゃんの知恵袋的なお手当が集約されてます。
ちびまるこちゃんが、風邪をひいたとき、おばあちゃんにされてたお手当も
この本で紹介されていました!!
175ページの●頭痛を見ると、
「梅干しの果肉を紙か布に貼って油紙をして鉢巻しておいてもよい。」
と書かれていて、とっさにこの場面が脳裏に浮かびました 笑
引用元:ちびまるこちゃん
「えっ いやだよ そんなの」って 笑 まるちゃん 笑
このあと、まるちゃん、結局3つおでこに貼ってもらって寝てた。
引用元:「家庭でできる自然療法」
多種多様なお手当にびっくり!
梅干しやビワ葉を使用したお手当は聞いたことがありますが、
こんにゃくの温湿布、しょうが湯の湿布、芋パスター、豆腐パスターなど
聞いたことがないお手当がたくさん紹介されていました。
子宮筋腫のお手当
上記にも書かせて頂いたのですが、皆様もご存知の通り、(知らんがな)
わたしは4cmの子宮筋腫があります。生理痛が超ぉぉぉぉ重量級です。
なので、「一、自然が教える栄養学」と「二、治療のための自然食と自然療法」を読み、
「三、家庭でできる自然療法」で真っ先に探したのは、子宮筋腫や月経困難症の項目です。
この章では病気ごとに必要なお手当を紹介しています。
引用元:「家庭でできる自然療法」
目次で見てみると、子宮筋腫・・・・115、167、291ページ
115ページ:砂療法(砂浴)
115ページをめくると、砂療法が子宮癌・子宮筋腫には偉功と書かれていました。
引用元:「家庭でできる自然療法」
- 公害の毒下しには玄米食と共にこの砂浴をする事が何よりの方法で自然の力を体が教えてくれます。
- 入る時間は長い程よく、朝八時頃から夕方四時頃まで八時間位入ると、相当の効果があります。
へーーーーーーーーーー初めて知りました!
グラウンディングやアーシングの全身バージョンですね。
効果すごそうです…や、やりたい!
167ページ:子宮ガンと子宮筋腫のお手当
167ページには、子宮ガン。(子宮筋腫もこれでよい)と書かれており、
子宮ガンと子宮筋腫は同じお手当になるようです。
この病気の一番の問題は食生活の乱れ、ホルモン剤の使いすぎだそうです。
また、豚肉、牛肉、鳥肉、赤身魚、卵、チーズ、砂糖、人工甘味類、食品添加剤をたくさん使った加工食品などを避けること。
あわわ…砂糖・人工甘味類・食品添加剤(化学調味料)には気をつけているのですが、
肉類・卵は毎日1食は食べています。どーん。
《お手当法》
- 干葉湯か糠に酵素を入れた湯で腰湯
- 妙法人参エッセンスを湯でうすめて飲んでから入るとよい
- 腰湯は10~15分浸かること
- 痛みのあるときは下腹に芋パスターかビワ葉パスターを貼る
- 肝・腎・碑の手当もよい
《食事法》
- 主食=玄米・玄米小豆飯・玄米はと麦御飯・玄米あわ飯・玄米黒豆御飯・玄米胚芽・小麦胚芽・はと麦粉と胚芽入りお好み焼き・玄米もち・そば粉利用の主食等・
- 副食=海草・根菜類・にら・ねぎ・よもぎ・たんぽぽの根のきんぴら・ごま・小豆・梅干し・たくあん・みそ漬け、時々よもぎ・クローバー・ゆきのした等の青汁を飲むのは有効。
- 禁食=甘い物(和洋菓子、コーヒーその他)果物の過食、肉・卵などのたべすぎ
引用元:「家庭でできる自然療法」
ふだんから無農薬の玄米を食べていますが、たしかに肉類は食べすぎてるかも…
一ヶ月玄米菜食にしてみて、体調の変化を記録しようかな。
南国で育つコーヒー、身体を冷やすのですよね。
キリよく、5月から、コーヒーを週1に減らしてみます。
お手当法をざっと見て、すぐにできそうだと思ったのが肝・腎・碑の手当でした。
75ページへ飛びます。
75ページ:肝・腎・碑の手当
75ページに肝・腎・碑の手当の詳細が書かれています。
家庭ですぐ実行できるのは、こんにゃく湿布、しょうが湿布、ビワ葉温灸療法などありますが、すぐできるのはこんにゃく湿布です。
ということで買ってきました。
こんにゃく二丁を一○分程煮て、これをタオル二・三枚に包みます。そして腹と右わき腹(肝臓)の上におきます。三○分ほど温めてから、冷たいタオルでふいて、一時間位は温いので同じこんにゃくを腎臓(後ろの細腰=胴の一番細いとこ?くびれ?より3cm程上の背骨の両脇二つ)にあてます。これも三○分ぐらいします。
最後に冷たいタオルでさっとふきとってから静かに休ませます。終わったこんにゃくは水の入った容器に入れて冷蔵庫へ入れておき又ゆでて小さくなるまで何回でも使えます。
【余談】上記の一○分(十分・10分)っていう書き方、うちのおばあちゃんの書き方とおんなじで、なんだか懐かしくなりました!笑
引用元:「家庭でできる自然療法」
こんな感じ。じわ~っと温かくなるのが気持ちよくて、うとうとしてしまいます。
癒やし… 在宅勤務で時間があるし、週2~3回は続けてみようかな。
291ページ:卵巣炎・卵巣腫瘍・子宮筋腫のお手当
最後に、291ページへ。
《お手当法》
- 熱があって痛むとき氷で冷やしてはいけません。豆腐パスターを貼って一・二時間おきにとりかえるとよい。
- 熱がとれ、痛みのある時は、芋パスターを貼るとよい。ビワの葉パスターもよい。
- 熱がなく、痛みのある場合、芋パスターの上から焼き塩かゆでこんにゃくで温めるとよい。
- お腹と腰をしょうが湿布するのもよく、腰湯もよい。これ等をしながら、ビワの葉温灸療法をすると効果がある。
- 肝・腎・碑の手当の手当もする。
《食事法》
167ページとだいたい同じなので割愛。
- 食薬として、梅肉エキスや妙法人蔘茶・妙法人蔘エッセンス・エゾウコギエキスを飲むとよい。
梅肉エキスはうちにあるけど、妙法人蔘茶・妙法人蔘エッセンス・エゾウコギエキスって
どこで売ってるんだろ。リサーチせねば!
梅肉エキスについてはまた書かせてくださいね~
さいごに
物を増やしたくないので、いつも図書館かKindleなのですが、
この本はめっっっちゃ欲しい!と思いました。
自然の力を借りるお手当で子宮筋腫が改善していくか、自分の体で実験してみたいと思います。
今回は子宮筋腫のお手当のみ取り上げてみましたが、
いろ~んな病気に効くお手当や食事法がたくさん記載されています。
ご興味ある方、ぜひ手にとってみてください