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アラフォーが6年付き合った彼と別れ、自分という惑星に帰還した話

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はじめに

お久しぶりすぎます。

みなさまいかがお過ごしですか?
木の実は幸い生きています。
いや、なんとか生き延びたと言うほうが正しいでしょうか?

ずっと書けていないことに青ざめつつ、ただ過去の記事を見返したり
管理画面にログインして、投稿を書き始めることはせず、
Wordpressの中の何かがアップデートされるたびに更新する日が続いていました。

みなさんに共有したいエシカルな情報あれもこれも書けることなく、
焦燥感が積み重なっていく一方でした。

更新してない間に、木の実に起きたことを共有させて頂きますと…

6年間付き合っていた彼と別れました!

このブログで、人にやさしく自分にやさしく地球にやさしくって書いてますやん。
なのに、自分にはやさしくできていませんでした。
プロフィールに「まっしぐら自分軸で生きる系」とドヤっておきながら、全然自分軸じゃなかったんです。

なので、自分にやさしくする過程を書きたく、今回かなりプライベートなこともまとめます。
ご興味がない方はぜひ飛ばしてください。

全く参考にならないし、なんのお役に立てないし、なんの共感も生めないかもしれません。
自分軸で生きたい、自分にやさしくしたい、けどどうしたらいいかわからなかった自分にお疲れ様の気持ちを込めて、こういうことがあったよということを記そうと思います。

別れの理由を言える範囲で

お別れした彼は、自分のためにアメリカから日本に引っ越して来てくれて、大好きな家族との死別を、側で支えてくれた人です。

↑書いていて思ったけどパワーワードすぎんか?

彼の、初めての日本でのお葬式がわたしの家族のお葬式でした。
文化や言語のバリアに阻まれて辛いのに、ひたすら我慢してくれました。

お互いの暗黒時代や闇深い部分を知っていて、こんなに親友みたいに話せた彼は初めてでした。
けど、将来について話すことは全くなく、いつまで経っても恋人以上夫婦未満という、事実婚のような曖昧な関係のまま。
こちらから持ち出しても空回り。彼といる時間を純粋に楽しめなくなりました。

カップルカウンセリングにも一緒に行ったけど、結局、続かなかったなぁ。

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30代後半、この先これ以上に何でも話せる人に出会えないのでは?
早く結婚したい?今を逃したら子供産めない?
結婚とか出産とか、社会に渦巻く「30代はこうあるべき」という呪詛にいつの間にやら惑わされていた気がします。

そして、過度な期待を抱いていた自分に気づきました。
お互いの価値観が違っていても、いつかは変わってくれるかもしれない!
なんて、甘く見てました。人はそう簡単には変わらない。

もう何年も幸せじゃなかったのに、自分を騙してきていました。
今年の2月、ある事件が原因で、心が粉々に砕け、何時間も鼻水と涙で顔をぐしゃぐしゃにし続けました。
先程言った、家族と死別したときと同じぐらい涙が止まらず、苦しかったです。

今振り返ると、自分の気持ちを大切にしてこなかった自分に腹立って悔しくて情けなくて涙が止まらなかったんだなと思います。
長い年月を経て、今更気づきやがって、このやろー!と自分に激怒していました。

じっくり話し合って、6年の交際を終えました。
出会ってすぐ同棲したので、6年も一緒に暮らし続けていたのか~そりゃ情もわく。

最後の日、お別れのハグをして、彼が泣きながら言ってくれた “I wish you the best” は一生忘れないと思います。

引っ越し&子犬との出会い

同棲していた家で、別れた後も2ヶ月ほど家庭内別居状態で、寝室を別にして暮らしていました。
別れた後なのに、気持ちは毎日揺れに揺れまくって、別れのキャンセルボタンを押しそうになりました。

ゲーム機についているリセットボタン(今の時代ないよね?)みたいに後から軌道修正しようとするんじゃねーよ!と自分に喝。
なんとか思いとどまりました。

1人になって何をしたいか自問自答する日が続き、バレットジャーナルを見返したり、気分を落ち着かせるために今感じていることなどを書きなぐったりしていました。

わたしのバレットジャーナル略してバレジャはこちらで~す

▲トリプルやさしい▲エコフレンドリーなペンケースとノートカバーはるばる海を渡り到着! こちらの記事に書きました、ペンケースがイギリスから到着しました! https://downtoeyeth...

バレジャには、自分の正直な気持ちを思いっきり吐き出してきています。
すっかり忘れていたけど、別れる前遡って1年の間に書いた、彼への愚痴を多々発見しました。

こんだけ書き残すほど、わたし今までしんどかったんじゃん!

で、これからどうしたいか?
バレジャの冒頭にはわたしのやりたいことリストをまとめていて、定期的に見返すようにしています。
そこには幼少の頃からの長年の夢、「犬を飼う」も書かれています。

奇しくもこのタイミングで昇給が決まったことや、友人の後押しも受けて、犬を飼う決意をしました。
1人より1人と1匹がいいなと思い、早速「里親募集」を片っ端からチェックしました。
犬を飼うとしたら、保護犬を引き取ると心に決めていました。

4月にやっと2人で住んだ家を退去して彼はアメリカに帰り、私はとりあえずペット飼育可の物件に引っ越しました。

そしたら!
新居に引っ越してきて数週間で、「ペットのおうち」で単身者も応募可能な募集を発見しました!!

多頭飼い崩壊のため、引き取ってほしいとのことでした。
見つけて3日悩み抜いた末に申し込み、友人2人と新幹線に飛び乗って三重へ。

~中略~

なんじゃこの子!?!????!!!!

かっわいい。

子犬との怒涛の日々

保護してきた子犬にメロメロに溶かされる日々。
齢3ヶ月で家族の一員になり、今や9ヶ月。早半年が経過しました。

かわいいかわいいと何億回言ったかわかりません。
脳は言った相手を区別しないそうなので、うちの子にかわいいかわいい言ってるうちに、自分も暗示にかかってかわいくなりたいなぁ(殴)

幼少時の頃からの長年の夢が叶ったことに、今も信じられない気持ちでいます。
半年の間に、大変なこともたくさんありました。
子犬が体調を崩し、3日間夜中に2~3時間置きに鳴いていたときは睡眠不足のあまり、ノイローゼになりかけました。

今は幸い病気も怪我もなく元気いっぱいで、天真爛漫さ発揮しています。
人懐っこいので、いろんな方に可愛がって頂けて、飼い主冥利に尽きます。
ありがたや…

一人暮らしなので、長時間お留守番させるときはドッグスクールに連れて行ったり、
動物病院のホテルに預けたり、友人や家族に見てもらったりしています。

朝起きたら耳ペタ(飛行機耳とも呼ばれているそうです)でしっぽブンブンで盛大におはようの儀式をしてくれるこの子がかわいくてかわいくて、始めてみたマッチングアプリは放置。

ふわふわの毛だらけの体に顔をうずめて「犬吸い」することがわたしの精神安定剤と化しました。

あるとき、ふとスマホに現れた彼の写真を見ても心がチクンとしないことに気づきました。

私は私

SNSに彼が登場しないので、まわりが薄々感づき始めています。
でも大々的には公言してないので、なんだか自分の中でモヤモヤ。

SNSで彼や彼のお母さんとつながっているのもちょっと複雑です。
Instagramのストーリーは履歴が残るので、彼が見ていることがわかってしまいます。
Facebookでいいねしてくれたことも知っています。

これからも細~くつながっているかどうかはまだわからないし、答えは出ていない。
周りの人のためではなく、自分がこうしたいと思ったタイミングで、少しずつお互いの人生からフェードアウトできたらいいな。

考えすぎかもしれないけど、周りの人の、この歳で独り身になっちゃったんかい!というような表情にも気づいています。
パートナーがいる人からしたら、私は哀れなのかもしれない。
でも、パートナーとの時間が幸せじゃないなら、私は独りでいたい。

自分の気持ちにもうこれ以上嘘をつきたくない。
彼が好きだったロングヘアを切って、自分が好きなハウスやテクノの音楽を聴いて、
「私」を再確認し続けています。

最後に

ものの見事にまとまりがなくて、へっぽこなブログができたよ!(悲鳴)
子犬が大きくなって、落ち着いた今、またブログを書きたくなってきました。

エシカルなあれこれを書く前に、今年こんなことがあったんだな~と整理する時間が必要だな、そうだなと思い、この記事を書きました。
自分のためだけに書いた記事を公開するのはとても勇気がいるけど、あえて晒します。

自分のことを大切にするってつくづく難しいなぁと思いました。
自分軸で生きてる~イエーって調子に乗っていましたけど…あの、おま、全っ然だよ。
むしろ逆に鞭で痛めつけに来ている、ある意味、変態的なマゾでしたよ。

今はかわいいワンちゃんがいるし、仕事は絶好調だし、人生史上最高に健康だし、もうすぐ自然豊かな街の素敵なアパートに引っ越すし、おいおい別れてほんと良かったよ!

別れを決意した自分にありがとう。
大好きだった彼にありがとう。

誰にもこのブログのことを言っていないけど、この場を借りて、側で励ましてくれて話を聞いてくれた友人と家族に、心から愛を込めて。
本当にありがとう。

読んでくださった皆様、ありがとうございました。
わたしが申し上げると説得力ゼロですが、
どうかご自分のことを大切になさってくださいね。

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